根、茎、葉、花と中心市街地 |
- 根= 家
- 茎= 病院、学校、役所、公民館、博物館もどきなど
- 葉= 会社、事務所
まちなかに根、茎、葉がないと、切り花になってしまいます。
まちなかには、人が住んでいることが大事です。
狭くても、病院、学校、役所、公民館を郊外へ追い出してはいけません。
《*〇〇市は追い出してしまいました。》
道路や駐車場は、用水路です。
ふやしてもそれだけでは何も生まれません。
人は、雑踏を消費するためにまちなかに集まります。
雑踏、人の集まりは、立派な観光資源です。
まちなかは、ハレの場、いやしの場、地域の顔、ぶらぶら歩きの場です。
切れ目なくお店がつながっていると空間に華やぎが生まれます。
まちなかは、独自のまちなみ文化をもった観光都市であると強いです。
住民が楽しく暮らしているまちなかには、遠方から人々がやってきます。
逆に、空洞化してしまったまちなかには共通点があります。
- まちなかの地権者が景気回復を待って、値を下げません。
<* 戦後、7千万の人口が5千万ふえました。
いまは5千万減っていく過程にあります。
空き地はいつまでも空き地です。
土地は含み損のかたまりです。
欧米には地価はありません。
あるのは不動産価格です。
都心に近い取手市の人口が増えないのは住宅価格が格段に高いからです。 > - まちの中身でなく、脚(道路、駐車場)ばかりを問題にして不平をいいます。
- まちなかの外に、無計画に郊外開発をおこなっています。
<* いずれ住まなくなったら、道路、上水道、下水道、電気などの経費は住民負担です。 > - 住民が、まちなかは大事、と思っていません。
* * *
【cf.】藻谷 浩介 『実測!ニッポンの地域力』
川越・クレアモール商店街の繁栄因
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